mitログ

学習ノート代わりに学んだことをまとめるためのブログです。

スクラム道関西 x 楽天 Meet up

先日下記のイベントに参加してきました。

scrumdo-kansai.connpass.com

ワークショップ:マシュマロタワー - スクラム道関西さん

f:id:mit_dev:20190421095915j:plain
マシュマロタワー
1回目:53cm、2回目:55cm

作ることに必死になってしまいましたが、楽しかったです。

理論より実践。 経験しないと分からないことが多いので、まずは作ってみて失敗することから始めよう。 失敗による学びによって良いものが作れる、ということを学ぶようです。

しかし、マシュマロタワーを作るために配布されたパスタには限りがあり パスタが折れる(=失敗する)ことを恐れてなかなか挑戦できなかったな、と反省です。 個人作業ならともかくチームで失敗を恐れずに挑戦するということはまた一段と難しいですね。

セッション1:スクラムとパッション - Crequer Jimmyさん

メモ

  • 同じスクラムをやっていてもチームによって成長速度が違う
  • チームメンバーは皆それぞれ別のパッションを持っている、そのパッションを利用してサービス改善のためにアクションをとる
  • 「チーム内の数人が頑張った」から「チーム全員で頑張った」へ
  • モブプロの大きなメリットの一つはレビュー工数の削減

タイトルからパッションを同じ方向に向けさせるための話かと思っていたのですが、情熱は人それぞれだからそれを利用して良いものを作るという、新たな視点に気づかせてもらえるセッションでした。

セッション2:サーバントリーダーシップが起こす組織の"覚醒" - ジャッキー(宮本 剛志)さん

  • 明確な期待値と的確なサポート
  • 自分のマイクロマネジメントのせいでメンバーの主体性がなくなったのかもしれない
  • プロセスのチェックリストをあえて作らない(その代わり指摘をする) =>ジャッキーさんにつっこまれるリストを部下に作られた => トラブルは自分たちで防ぐものだという意識が部下に芽生える
  • 発言を促すためには相手のレベル感に合わせた質問を投げてあげるところから
  • トップダウンするべき場所:(トップ)ビジョン・ミッション・コアバリューを決める(部下)←のためにどうするべきかの手段を決める

サーバントリーダーシップによる組織の成長を体験談として語っていただいて非常に分かりやすい事例でした。

OST(オープンスペーステクノロジー

OSTは初めてだったのですが、とても面白かったです。 色んな場所で話し合ったことのメモだけを記録しておきます。

心理的安全性について熱く語りたい!

  • 人は自己決定しか愛せない
  • リスクに見合った安全性はどこなのか(=>安全性の過剰はコスパ悪い?)
  • 自分から離れた悩みほど人は身動きが取れなくなる
  • ちょっとずつ進む、ちょっとずつ無茶をすること

POに何を求めてる?

  • POの役割が不明確だとみんなが動きづらい(=>デリゲーションポーカーをするといいかも?)
  • POに求めるもの=ステークホルダの窓口
  • POに求めないもの=はエンジニアチームのことを考える

スクラムの芽生え方 どうやって取り入れよう?

  • スクラムは準委任で行うには難しい。請負なら実施できる可能性あり
  • スクラムはゴールが決まっていない(ゴールがズレる)ときに有効
  • スクラムをやりたいのか、良いをつくりたいのか
  • 早くフィードバックを伝えたいからアジャイルスクラム)をしたい

まとめ

勉強会に参加する前は、スクラムというものが何かわからないから、知りたくて参加しようという意気込みでした。

色んな方とお話しして、スクラムは知識ではなく経験だということがよくわかりました。

自分がまたプロジェクト管理をすることになったときに、実践できるようにもっとスクラム系の勉強会に継続的に参加してみようかな?と思いました。